治療教育セミナー
~K式発達検査を用いた発達援助セミナー~
発達検査を介した発達相談について体験的に学びます。K 式発達検査の実施手順は習得したけれども、実際には、検査結果をどう見立て、伝え、その後の支援に結びつけていくのでしょうか。グループディスカッションやロールプレイを通して、自分の経験を振り返り、他者の視点に触れることで、発達検査を相談に活かす力を育てていきましょう。
※本セミナーは、新版K 式発達検査の実施手順についての研修ではありません。検査の実施法については、「新版K 式発達検査講習会」でお申込み下さい。
日程 | Stage1 2024年7月6日(土) 10:00~17:00 Stage2 2024年10月5日(土)・6日(日) 10:00~16:00 Stage3 短期集中講座(2日間) エントリー制。 定員に達し次第、開講日を決定します。 |
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受講資格 | ■ Stage1 ① 新版K式発達検査初級講習会の修了者 あるいは ② 新版K式発達検査を用いた相談業務に従事している方 ■ Stage2 ① 新版K式発達検査初級講習会の修了者 あるいは ② K式発達検査を用いた発達援助セミナーStage1の修了者 あるいは ③ 新版K式発達検査を用いた相談業務に従事している方 ■ Stage3 ① K式発達検査を用いた発達援助セミナーStage1、Stage2の修了者あるいは ② 新版K式発達検査を用いた相談業務に従事している方 |
時間数 | Stage1:6時間 Stage2:10時間 Stage3:12時間 |
定員 | Stage1:24名 Stage2:24名 Stage3:15名程度 |
受講料 | Stage1:10,000円 Stage2、Stage3:20,000円 |
申込締切 | Stage1:2024年6月1日(土) Stage2:2024年9月7日(土) Stage3:随時受付 |
申込方法 | お申込フォームより、エントリーしていただくか 研修申込書(PDF形式)に必要事項をご記入の上、当センターまで郵送して下さい。 Fax で送られる場合は送信後にご確認下さい。 受講料は受講決定のご連絡後に郵便振替にてご送金下さい(通信欄に講座名を明記のこと)。 郵便振替 宛先 01010-7-24547 社会福祉法人 京都国際社会福祉協力会 |
Stage1:「発達相談のプロセスを学ぶ」
2024年7月6日(土) 10:00~17:00
内 容 | 発達検査を用いた相談を始めた方、発達相談について改めて学びたい方を対象とした研修です。仮想事例を通して、【導入→検査の実施→助言】の流れを体験的に学びます。検査の「読み」を広げ、主訴と関連づけながらの助言を練習しましょう。 |
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Stage2:「子どもの見立てと保護者への助言を考える」
2024年10月5日(土)~10月6日(日) 10:00~16:00
内容 | 一歩踏み込んだ発達相談について学びたい方を対象とした研修です。仮想事例について、検査項目の関連づけや、検査場面での行動観察、背景情報の収集から、子どもをより深く見立てていきます。実現可能な具体的支援を、保護者に合わせて助言することも体験的に学びます。 |
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Stage3:「発達相談グループスーパーヴィジョン」(変則開講・エントリー式)
随時受付
内容 | 受講生が実際に携わった事例を持ち寄り、講師と参加者で検討します。一つの検査事例をゆっくり見つめ、意見交換する時間を持ちませんか。検査の前後・周辺・中身に関わる困りごと、進め方のコツや陥りやすい罠について、話し合いましょう。 |
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「そだちと臨床」研究会
児童相談所などの福祉臨床に携わる現場臨床家が立ち上げた研究会で、対人援助職のための研修会やワークショップを開催している。定期刊行誌「そだちと臨床」(明石書店)の編集にも携わった。
「発達相談と援助 ~新版K 式発達検査2001 を用いた心理臨床~」(2005 年 ミネルヴァ書房)、「子ども・家族支援に役立つ面接の技とコツ ~<仕掛ける・さぐる・引き出す・支える・紡ぐ>児童福祉臨床~」(2012 年 明石書店)、「発達相談と新版K 式発達検査 ~子ども家族支援に役立つ知恵と工夫~」(2013 年 明石書店)などの著書がある。