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治療教育講座 [学割適用]
ソーシャルワーカー養成課程  
後援:京都市、京都市教育委員会

障害のある方を理解し支援するための基本的な知識を学びます

こどものそだちを理解し支援する
発達の基礎知識から障害の診断、具体的な支援の方法まで学ぶことができ、初心者の方にも現任者の方にもおすすめします。

日時 2024年6月4日(火)~10月29日(火) 火曜日 19:00~20:30 全18回
時間数 1時間30分×18回=27時間
受講資格 特に参加資格はありません。どなたでも参加できます。
職場単位で一席のお申込も可能です。
定員 30名
受講料 40,000円 (分納可 申込時20,000円 残金7月末まで)
※学生は20,000円
申込締切 2024年5月28日(火)
申込方法 お申込フォームより、エントリーしていただくか
研修申込書(PDF形式)に必要事項をご記入の上、当センターまで郵送して下さい。
Fax で送られる場合は送信後にご確認下さい。
学割適用をご希望の方は、申込書またはWeb申込フォームの備考欄にその旨を記入し、所属している学校名を併せてご記入下さい。
部分的に聴講を希望される場合は、電話でご相談ください。
受講料は受講決定のご連絡後に郵便振替にてご送金下さい(通信欄に講座名を明記のこと)。
郵便振替 宛先 01010-7-24547 社会福祉法人 京都国際社会福祉協力会
火曜日 19:00~20:30 全18回 (27時間)
前期:全9回(13.5時間)
第1回
6月4日(火)

第2回
6月11日(火)
発達とその支援
平安女学院大学 清水 里美

【講座内容】
発達の問題はどのように見立て、支援を考えればよいのでしょうか。 ここでは、年齢ごとの発達の理解とアセスメント、およびその支援について心理職の立場からお話します。

第3回
6月18日(火)

第4回
6月25日(火)
自閉症スペクトラム障害児とのコミュニケーション
奈良女子大学 狗巻 修司

【講座内容】
大人が子どもにはたらきかける際には、子どもが示す興味や関心に寄り添うこと、子どもの発達的なレベルに応じて寄り添いの質を変化していくことが重要です。共同注意スキルの発達に焦点を当てながら、日々の保育・療育を振り返ってみましょう。

第5回
7月2日(火)

第6回
7月9日(火)
ことばの遅れと言語治療
言語聴覚士 久保田 功

【講座内容】
ことばの遅れは、乳幼児期の発達相談の大きなテーマです。ことばの遅れがどういった原因で生じているのかを探り、その子に適した指導や訓練を考え、実行していく、言語聴覚士の視点とアプローチを学びます。

第7回
7月16日(火)

日常の出来事から考える認知発達
甲南大学 西尾 千尋

【講座内容】
発達心理学では様々なテストや実験課題を開発して子どもの認知発達の特性を知ろうとしてきました。では、そうした発達は日常のどのような経験によって支えられているのでしょうか。日常の出来事や環境の複雑さに目を向けながら、認知と行動の発達について考えてみたいと思います。

第8回
7月23日(火)

身体活動を通して子どもの発達を支援する
関西医科大学リハビリテーション学部 松島 佳苗

【講座内容】
子どもは自ら環境と関わり、さまざまな機能(力)を発達させていきます。環境との関わりに、身体や身体活動は欠かせないものです。本回は、作業療法士の立場から、身体活動の重要性と発達支援への可能性についてお話します。

第9回
7月30日(火)
保育現場の特別支援
日吉幼稚園園長 水谷 豊三

【講座内容】
専門的療育経験のない保育教諭が主となって実践する特別支援児の保育とはどのようなものか。そこで自ら獲得していく育ちとはどのようなものか。また特別支援児のための制度はどのようになってきたかを論点としていきます。

後期:全9回(13.5時間)
第10回
9月3日(火)

第11回
9月10日(火)
笑いと遊びの進化から考えるヒトの育ち
関西学院大学 松阪 崇久    

【講座内容】
ヒトはなぜ遊ぶのでしょうか。また、ヒトはなぜ笑うのでしょうか。チンパンジーとの比較から遊びと笑いの進化をたどり、そこからみえてくるヒトの育ちの特徴について考えます。

第12回
9月17日(火)

第13回
9月24日(火)
障害を抱える子どもと親の関係支援 ~アタッチメントの視点から~
関西福祉科学大学 久保 信代

【講座内容】
子どもは人との関係のなかで心の絆を結び、発達します。ここでは、関係形成が難しいといわれる自閉スペクトラム症児親子へのアタッチメントに焦点をおいた関係支援について講義します。支援の際にアタッチメントに視点をおくことがなぜ重要なのか、皆さんと一緒に考えたいと思います。

第14回
10月1日(火)
子どものパーソナリティ特性と社会・学校適応
京都大学大学院教育学研究科 高橋 雄介

【講座内容】
子どもたちの性格的な特徴の個人差について概説し、それらはどのように社会(不)適応や学校(不)適応と関連し得るのか、教育心理学・発達心理学の知見を中心にご紹介します。

第15回
10月8日(火)

第16回
10月15日(火)
学習障害の特性理解と支援
大阪医科薬科大学小児高次脳機能研究所 奥村 智人

【講座内容】
学習障害は、基本的な学習スキル(読み、書き、計算)の特異的な障害です。様々な知覚・認知の弱さが関連します。子どもの認知特性を理解し、特性に合わせて、適切な指導や環境調整を行うことが大切です。講義や演習を通して、子どもの目線から考えてみましょう。

第17回
10月22日(火)
生涯発達心理学からみる老いへの適応
神戸大学大学院人間発達環境学研究科 増本 康平

【講座内容】
本講座では、最新の生涯発達心理学の視点から、加齢に伴う認知機能の低下による損失を最小限にし、老いに適応するための方法や、生涯にわたる発達と幸福な老いを実現するヒントについてお話ししたいと思います。

第18回
10月29日(火)
発達障害の気づき・診断・支援 ~幼児期から青年期を通して~
京都教育大学 小谷 裕実

【講座内容】
発達障害のある子どもたちの診断と支援をテーマとして、気づきの目安、保護者支援、医療と教育の対応について、現場で役立つポイントを押さえます。