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治療教育講座 [学割適用]
ソーシャルワーカー養成課程  
後援:京都市、京都市教育委員会

障害のある方を理解し支援するための基本的な知識を学びます

こどものそだちを理解し支援する
発達の基礎知識から障害の診断、具体的な支援の方法まで学ぶことができ、初心者の方にも現任者の方にもおすすめします。

日時 2025年6月3日(火)~11月4日(火) 火曜日 19:00~20:30 全18回
時間数 1時間30分×18回=27時間
受講資格 特に参加資格はありません。どなたでも参加できます。
職場単位で一席のお申込も可能です。
定員 30名
受講料 44,000円 (分納可 申込時22,000円 残金7月末まで)
※学生は22,000円
申込締切 2025年5月27日(火)
申込方法 お申込フォームより、エントリーしていただくか
研修申込書(PDF形式)に必要事項をご記入の上、当センターまで郵送して下さい。
Fax で送られる場合は送信後にご確認下さい。
学割適用をご希望の方は、申込書またはWeb申込フォームの備考欄にその旨を記入し、所属している学校名を併せてご記入下さい。
部分的に聴講を希望される場合は、電話でご相談ください。
受講料は受講決定のご連絡後に郵便振替にてご送金下さい(通信欄に講座名を明記のこと)。
郵便振替 宛先 01010-7-24547 社会福祉法人 京都国際社会福祉協力会
火曜日 19:00~20:30 全18回 (27時間)
前期:全9回(13.5時間)
第1回
6月3日(火)

第2回
6月10日(火)
社会化という観点からみた「発達」
京都大学大学院医学研究科 村井 俊哉

【講座内容】
社会的能力(「社会認知」)の獲得は発達の重要な側面です。「社会認知」とそれを支える「社会脳」について、またそれらの障害についてお話しします。

第3回
6月17日(火)

第4回
6月24日(火)
「記憶」という観点から自己のそだちを考える
~自閉スペクトラム症の子どもの記憶をめぐって~
京都市立芸術大学 堀田 千絵

【講座内容】
記憶には、過去を見直し、不安定な未来に備える柔軟な働きがあり、自己形成の上でも重要です。「記憶」という観点から、自閉スペクトラム症の子どもたちの生活、学習場面について考えます。

第5回
7月1日(火)

第6回
7月8日(火)
発達障害を持つ子どもと家族を支える
~ペアレントトレーニングの実戦から~
佛教大学 免田 賢

【講座内容】
ペアレントトレーニングとは、親が子どもに対して有効で効果的な対応ができるよう、親の力を引き出す共同治療の方法です。発達障害の子どもを対象に取り上げますが、様々な子育てに役立つと考えています。

第7回
7月15日(火)

障がいのある子どもの生活
摂南大学看護学部 池田 友美

【講座内容】
「障がい」って、何でしょうか?障がいのある子どもたちは地域でどのように生活しているのでしょうか?ここでは、医療依存度の高い子どもたちの生活を中心にお話し、障がいのある子どもの最善の利益について、皆さんと一緒に考えたいと思います。

第8回
7月22日(火)

心理職のこども発達支援
京都女子大学心理共生学部 中井 靖

【講座内容】
こども発達支援は「発達が気になるこども」「家族」「支援者」それぞれの気持ち、考え方、行動をアセスメントし、本人の「できそう」を探しながら、こどもの発達を理解し支援します。この実際について心理職の事例を通して説明します。

第9回
7月29日(火)
自閉症のある人の関係発達 ~ももちゃんと薫さんの25年~
大阪常磐会大学 山崎 徳子

【講座内容】
私はかれこれ30年くらい自閉症のある人とその家族の方たちとかかわってきて、何人かの自閉症のある人が子どもから大人になっていくところを見せてもらってきました。“問題行動”をいかに正すかといった視点ではなく、周りの人たちと仲よくしながら、どのように自分というものを形作っていくのか考えてみたいです。

後期:全9回(13.5時間)
第10回
9月2日(火)

二歳代におけるペルソナの誕生
奈良女子大学名誉教授 麻生 武    

【講座内容】
二歳代に子どもは、他者との関係において自分が何ものであるかを深く学び、言語的に思考し始めます。ペルソナが生まれてくるのです。その詳細について論じます。

第11回
9月9日(火)

第12回
9月16日(火)
知的発達症をもつ子どもの発達支援・早期療育
神戸学院大学 小山 正   

【講座内容】
知的発達症や自閉スペクトラム症をもつ子どもの言語・コミュニケーションの発達支援における基本的な考え方を中心に、発達心理学の立場から述べます。

第13回
9月30日(火)

第14回
10月7日(火)
体のそだちをみる ~感覚統合の観点から~
大阪公立大学 立山 清美

【講座内容】
「手先が不器用」「縄跳びがとべない」一生懸命なのに失敗してしまう子、できないと自信をなくしている子はいませんか。感覚統合の観点から「体のそだち」を捉え、その支援についてお話しします。

第15回
10月14日(火)

第16回
10月21日(火)
幸せな生き方の創造
追手門学院大学 永野 浩二

【講座内容】
私たちにとって「どのように生きるか、働くか」は重要なテーマですが、一人で考えるのは意外と難しいです。ここでは少し立ち止まり、自分の心身のメッセージを受け止めて、「私にとっての幸せ」を探ってみましょう。

第17回
10月28日(火)
大学における障害のある学生への支援
~合理的配慮の基礎知識と実践的な考え方~
京都大学学生総合支援機構  村田 淳

【講座内容】
現在、障害のある学生が増加しており、様々な大学等で合理的配慮等の支援が実施されつつある。一方で、このような実態が十分に認識されていない状況があり、支援の接続や移行支援に課題が生じている。本講 座では、大学における合理的配慮等の修学支援の実態を知り、これからの支援のあり方を考える機会とする。

第18回
11月4日(火)
理解と支援のための診断とは
西宮市社会福祉協議会 あおば診療所・大阪医科薬科大学病院小児科
金 泰子

【講座内容】
“診断”はゴールではなく、子どもを理解し支援する過程の1つのステップに過ぎません。診断が子どもと家族の役にたつものになるよう、診断する立場から伝えたいことをお話しします。